器質的障害と機能的障害をあげることができます
【根本療法と対症療法の違いPART１】
病気にはいろいろな種類があります。
分類の仕方もいろいろあることでしょう。
たとえば先天的な器質疾患など先天性のものと後天性のもの、
細菌起因性のものと非細菌起因性疾患などありますが、
現代のわれわれに最も身近な分類としては、
器質的障害と機能的障害をあげることができます。
機能的障害というのは、機構的にはこわれていないけれども、
うまく作動していないというもので、
医学的には「代謝異常」といわれるものです。
この代謝異常というのが、
世にいうところの成人病、現代病のことです。
あなたの家の扇風機を思い浮かべてください。
扇風機の羽根が１枚欠けてしまった状態が器質的障害で、
これは羽根を取り替えてやらなければなりません。
人間なら手術です。
ところがオイルが切れてしまうことがあります。
これが機能的障害ですが、キイキイと音を立てることになります。
このオイル切れに対してどのような手当てをすべきでしょうか？
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